働けないということ!社会の手当ても充実したらいいのに

5年間、私はうつを患っていました。
傷病手当や失業手当をいただいて休養を取ったり、少し良くなっては働き始めたりして、3年くらいはなんとかひとりで生活していました。

 
しかし、働き始めたところの残業が月80時間くらいになることが何ヶ月か続き、完治しないままに仕事復帰してしまっていた私の心は、脆くも再び折れてしまったのです。

 
家から出られず、何も手につかず。
気分転換しようにも、世の中は何かとお金です。

 
何より辛かったのは、単発のアルバイトなら行けるだろうと申し込むのですが、当日になって仕事に行けなくなってしまうことでした。

 
人に迷惑をかけてばかり。
そして、生活はひっ迫する一方。

 
その事実は更に私の心をズタズタにしていっていました。
ある時、長期の仕事になんとかあり着きました。

 
次こそは真っ当に、と心に決め、頑張ろうとしていました。
そんな時たまたま引っ越しや身近な人たちの結婚が重なり、出費がかさみました。

 
頑張って働きさえすればお金は決まった日に入ってくるのだし、と、私はサラ金に手を出してしまいました。

 
問題なく働いていさえすれば、ほんの2、3ヶ月で完済できるほどの額でした。

 
ところがその職場も人間関係や、事前に聞いていた情報と違う事実が発覚したりなどで、結局すぐに退職してしまいました。

 
それでも単発の仕事に行ける時はなんとか行って、爪に火をともすような生活をしながら返済していましたが、逆に再びお金を借りてしまうことも度々あり、まさに自転車操業のような状態でした。

 
返しては借り、借りては返しを何度も繰り返して、いつもお金のことばかり考えて暮らしていました。

 
うつの治療としては、お医者様の診察と投薬の他に、カウンセリングという治療方法もありますが、お金がかかるのでできず。

 
単発で働こうとして当日欠勤してしまい、派遣会社をいくつもクビになり。

 
クビになってはまた新たな日雇い派遣の会社に登録しに行ったり。
生きてるだけでお金はかかるのだから、働かなくてはいけない。
働けないならば、死んでしまわなければ、などと考える毎日でした。

 
生きるためには、栄養と同じ様ににお金が必要です。
お金を得るためには、働くしか方法はありません。

 
働くのは、息をするのと同じこと。
働きたくても働けないというのは、息をしたくてもできない様な、苦しいことでした。